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緑化政策専門部会

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みんなで守るみどり

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市民・企業との連携事業の事例として、寄附を活用した九都県市自治体の緑化事業を紹介します。


埼玉県:@彩の国みどりの基金


A緑のトラスト運動による緑地の保全

東京都:緑の東京募金

神奈川県:かながわナショナル・トラスト運動


千葉市:緑と水辺の基金

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彩の国みどりの基金(埼玉県)
 〜豊かな自然環境を、次の世代に確実に引継ぐために〜

自動車税の一部と県民の方々からの寄付により、身近な緑の創出や森林の整備・保全を推進しています。

事業概要

 「森林の整備・保全」、「身近な緑の保全・創出」、「県民運動の展開」の3つの柱で事業を行っています。
【森林の整備・保全】

・森林を整備、保全することにより水源かん養やCO2吸収などの森林の持つ公益的機能を維持、発揮させます。

・手入れが行き届かない里山や平地林を再生します。

【整備前】   【整備前】
下草が少なく土壌流出の恐れのある森林   ササなどが侵入し荒れた平地林
 
【整備後】   【整備後】
 
整備され、針広混交林化しつつある森林   整備された平地林
【身近な緑の保全・創出】

民間や市町村施設の緑化、園庭や校庭の芝生化を支援し、暮らしに潤いとやすらぎ をもたらす「身近な緑」を創出します。

屋上緑化

 

壁面緑化

 

園庭の芝生化

【県民運動の展開】

県民参加により森林や身近な緑の保全と創出を推進するため、県民、企業、団体等の自主的な活動を支援します。

県民によるみどりの再生活動の取組
事業の詳細について  埼玉県環境部みどり自然課
(ホームページリンク)  http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0508/index.html

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緑のトラスト運動による緑地の保全(埼玉県)
 〜県民共有の財産として保全していくために〜

県民の方々からの寄付等により、
埼玉の優れた自然や貴重な歴史的環境を、県民共有の財産として取得し、県民主体の精神で末永く保全していくものです。

事業概要

「さいたま緑のトラスト運動は、優れた自然及び貴重な歴史的環境を開発から守り、県民共有の財産として後世に残すため、県民や企業の皆様からお預かりした寄附金などを「さいたま緑のトラスト基金」として積み立て、公有地化を進める運動です。
埼玉県では公益財団法人さいたま緑のトラスト協会を設立し、事業の普及啓発や県民の皆様と協力してトラスト保全地の保全管理などの活動を行っています。 
それぞれのトラスト保全地は、立地条件や歴史、地域住民との関わりなどが異なりますが、これらを良好な状態で末永く将来にわたり保全していく必要があります。そのため、トラスト保全地の保全管理に関する5つの基本方針が定められています。

○ 県民主体の保全管理を進めます  
○ 生物多様性を保全します   ○ 周辺地域との調和を保ちます
○ 県民の利用を促進します   ○ 里地里山として保全再生に努めます
 

トラスト13号地の桜並木
 

事業実績

 平成2年度以降、第1号地から第13号地までをトラスト保全地として合計63.4haを取得し保全・公開しています。(13号地の公開は、平成28年春を予定)
【トラスト地一覧】
区分 トラスト地名称(所在地) 取得年度 保全面積
1号地 見沼田圃周辺斜面林     (さいたま市緑区) H2・3 11,336u
2号地 狭山丘陵・雑魚入樹林地   (所沢市) H6・7 33,837u
3号地 武蔵嵐山渓谷周辺樹林地  (嵐山町) H9 135,038u
4号地 飯能河原周辺河岸緑地    (飯能市) H10・11 23,196u
5号地 山崎山の雑木林        (宮代町) H13・25 14,212u
6号地 加治丘陵・唐沢流域樹林地  (入間市) H14・15 111,397u
7号地 小川原家屋敷林        (さいたま市岩槻区) H12・13 7,340u
8号地 高尾宮岡の景観地       (北本市) H18 35,499u
9号地 堀兼・上赤坂の森        (狭山市) H19 59,802u
10号地 浮野の里             (加須市) H20 53,779u
11号地 黒浜沼              (蓮田市) H21 66,286u
12号地 原市の森             (上尾市) H24 34,386u
13号地 無線山・KDDIの森       (伊奈町) H26 48,096u
    合計 634,204u

◎保全面積には、市町取得地も含みます。


事業の詳細について  埼玉県環境部みどり自然課   http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0508/index.html

(ホームページリンク) 公財)さいたま緑のトラスト協会 http://saitama-greenerytrust.com/index.html

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緑の東京募金(東京都)
 〜緑あふれる都市東京の再生を目指して〜

緑あふれる都市東京の再生のため、緑を創出する事業に充てられます。

事業概要

 「海の森の整備(目標金額達成のため、現在御寄附寄附は受け付けておりません)」、「街路樹の倍増」、「校庭の芝生化」、「花粉の少ない森づくり」の4事業に充てられます。

事業実績

<海の森の整備>

 ゴミや残土で埋め立てられた島を、緑あふれる森に生まれかわらせ、東京湾から都心への風の道をつくり出します。
   このうち都民の皆様が植樹する苗木及び植栽樹木に募金を充てていきます。

※苗木の購入に必要な募金が集まりましたため受付を終了いたしました。ありがとうございました。

<街路樹の倍増>

 緑あふれる東京の再生を目指して、道路の緑を増やすため、都内の街路樹を100万本に増やします。
   いただいた募金は街路樹の植樹の費用に充当します。

<校庭の芝生化>

 芝生には、緑化推進のほかにも地面の温度上昇や飛散する砂ぼこりの抑制、自然・環境学習の場としての活用など様々な効用があります。

 子供たちが校庭の芝生の上で思い切り遊び、学ぶことができるように、各学校で校庭の芝生化を進めます。

<花粉の少ない森づくり>

 多摩地域のスギ林等を伐採し、花粉の少ないスギ等を植樹することで、花粉の少ない森への更新を行います。
   伐採した木材(多摩産材)の利用拡大を推進し、スギ林等の伐採から育成が自立的に行われるように、多摩の森を育てていきます。

事業の詳細について   緑の東京募金実行委員会WEBサイト
(ホームページリンク)  http://www.midorinotokyo-bokin.jp/

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かながわのナショナル・トラスト運動による緑地保全(神奈川県)
  〜神奈川の自然環境を次の世代へ引き継いでいくために〜

自然環境と歴史的環境の保全のため、最も確実な手段である「買入れ」により、現行法制度では守りきれない開発圧が高まった緑地を保全しています。

事業概要

 「かながわのナショナル・トラスト運動」を支える資金である「かながわトラストみどり基金」と個人及び企業の皆様からお寄せいただいた寄付金を用いて、保全の緊急性が高い緑地を買入れにより保全しています。
※平成14年度からは、県と市町村が共同で買入れをしています。
 
  小網代の森:
源流から河口まで人工物による分断のない
自然の集水域です。

事業実績

平成3年度から平成25年度までの間、8つの緑地で24.29haを買入れ、保全しています。 (下表「保全した緑地の一覧」を参照)
【保全した緑地の一覧】
  東林ふれあいの森緑地
(相模原市)
川名緑地(藤沢市) 小綱代の森緑地(三浦市) 大磯こゆるぎ緑地(大磯町) 広町緑地(鎌倉市) 葛葉緑地(秦野市) 泉の森緑地(大和市) 山ア・台峰緑地(鎌倉市)
H3 0.32ha              
H5   0.72ha            
H6   0.72ha            
H9     0.23ha          
H10     0.22ha          
H14       0.17ha        
H15     3.36ha   15.96ha      
H16 0.04ha   0.10ha          
H17           0.36ha    
H21   0.36ha         0.05ha  
H22   0.22ha       0.30ha   0.12ha
H23   0.24ha         0.16ha 0.37ha
H24               0.03ha
H25 0.07ha 0.17ha            
0.43ha 2.43ha 3.91ha 0.17ha 15.96ha 0.66ha 0.21ha 0.52ha

今後の予定           引き続き、関係市町村と連携を図りながら、身近なみどりの保全に努めます。

事業の詳細について     神奈川県環境農政局緑政部自然環境保全課WEBサイト

(ホームページリンク)      http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f349/

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緑と水辺の基金(千葉市)  

緑と水辺を活かした快適な都市環境の創造のため、公園整備事業の推進及び公園施設の管理運営、
緑と水辺の環境を整備、保全、緑化思想の啓発及び普及事業に充てられます。

事業概要

緑や水辺豊かなまちとなるように以下の事業に活用されています。
・ 花のあふれるまちづくり
・ 緑化の推進
・ 緑化意識の普及
・ 稲毛海浜公園の維持管理

事業実績

事業名称 内容
コーナー花壇管理 花のあふれるまちづくりを推進するため、中心市街地にある交差点等の花壇13か所において、年4回花の植替えを行いました。
市の花オオガハスの系統保存 市の花「オオガハス」は文化的・歴史的な価値を有しており、開花60周年を契機に系統保存のため、千葉公園内においてプランターによる栽培を行いました。
泉自然公園ボランティアガイドの養成 自然の宝庫である泉自然公園の魅力を高めるため、野草や野鳥の解説ができるボランティアガイドを養成しました。
稲毛海浜公園花壇管理 稲毛海浜公園内にある花時計の花壇において、年3回花の植替えを行いました。
いなげの浜維持管理 日本初の人工海浜「いなげの浜」の維持管理を行い、水辺の環境整備を図りました。

事業の詳細について     千葉市都市局公園緑地部緑政課Webサイト

(ホームページリンク)     http://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/ryokusei/kikintop.html

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